com-yoshiのブログ

現役の天理教教会長による、ぶっ飛びな天理教のお話や、だらけきった信仰体験談を通して、アナタのココロの筋力アップをサポートします。

70デシベルの世界が人をたすけた話

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どうも、陽気伝道師のコムヨシです。

ブログを書き始めて、まだ数日ですが感覚というか感性というか、ものすごく研ぎすまされてる実感があります。アウトプットすることの重要性を再認識しています。

ひさまつ君、改めてありがとう。世の中の年下の中で一番(現時点で)尊敬しています。

 

デシベルの世界(デジタルじゃないよ)

 

音の大きさを表す単位がdB(デシベル)ですが、身近なところではこんな感じになるんだとか。

120デシベル ・飛行機のエンジンの近く 
110デシベル ・自動車の警笛(前方2m)・リベット打ち  
100デシベル ・電車が通るときのガードの下 
 90デシベル ・犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央) 
 80デシベル ・地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m) 
 70デシベル ・ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭 
 60デシベル ・静かな乗用車・普通の会話 
 50デシベル ・静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時) 
 40デシベル ・市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼 
 30デシベル ・郊外の深夜・ささやき声 
 20デシベル ・木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音(前方1m)

(dBの話し 音の大きさより引用)

 

へ〜そうなんだ〜、だからなに?

っていう感じだと思います。つい最近までボクもそうでした。

 

左耳に穴があいていない娘を授かったんだぜ!

 

いま生後2ヶ月を過ぎた次女は、生まれつき左耳に穴があいていません。専門的には外耳道閉鎖症っていいます。生後すぐの簡易検査でも、やはり左耳は反応がなく、聞こえていないっぽい。親としては覚悟(なんの?)を決めなければならないのかなという感じで、妻もやはり落ち込んでいました。私は落ち込むというよりはとにかく娘の将来を憂いましたね。

名前を3人目にして初めて自分たちで命名することになったんですが、なかなかしっくりくるのがなくて、決めあぐねていたんですね。

候補に挙がったのは「あいり」「ありさ」でした。

生まれてからも悩んでたんですが、そんな矢先に片耳が聞こえないかもってことが判明したんです。

そっから、名前に対する向き合い方が変わりました。

 

名前は陽香(はるか)に決まり。

 

病院から家帰る道中、名前のことで色んなことを考えました。

何かが香るっていうのがいいな。とか

じゃあ何が香って欲しいかな。とか

障害があっても力強く誰かに影響を与えられる様な人になってほしいな。とか

どんなことがあっても前向きに明るい子であってほしいな。とか

どんな時でも誰かの役に立てる、立とうとする子であってほしいな。とか

そんなことを思いめぐらせました。

そして思いついたのが陽気が香る陽香でした。

妻も喜んで賛成してくれ、顔も幾分か晴れやかになっていました。

 

子どもは親の背中をみて育つらしいぜ!

 

ということはですよ。ボクが名前に込めたたくさんの欲張った願いや思いを娘に実現してもらうには、ボクと妻がそういう人である必要があるってことに気づいたんです。

「おい、ちょっと待てよ…」

って3秒間くらいなりました。スイマセン

でも、冷静に考えたら、名前のように育ってもらうにはそれ以外に方法はなかったんです。当たり前ですけど。

さらに冷静に考えたら、一石二鳥じゃん!って思ったんです。自分たちが心がけて通るだけで、子どもが勝手にマネしてくれる。

逆に言うと、そういう風に育てようと思って何かしらをしつけても意味がないってことなんですよね。うんうん。

 

生後2ヶ月ですでに人の役にたっている娘。

 

ボクがこういう考え方をできるようになったのって、どう考えても天理教の教えなんですよ。

もしも、ボクが天理教の教えを知らない状態で障害をもつ子どもを授かったとしたら、こんな前向きな考え方ができていたか、正直自信がありません。だから、特に信仰とか信じてるものがない方が、障がい者を始め、ハンディをもった家族と前向きに暮らしている姿をみると本当に尊敬します。尊いなって。

だから、ボクはこの教えに本当に救われてんだろうなって気づいたんですね。そして、この信仰をボクに伝えてくれた親、そのまた親、そのまた親、その(割愛します)に感謝せずにはいられないんですね。

っていう話を、ある時街頭演説でしたんですよ。街頭演説が趣味なんです。

そしたら、40代後半くらいの女性が近寄ってこられて

「私にも障害をもつ息子がいるんです」

「息子の将来が心配で不安で仕方がないんです」

「いろんな宗教があるけど、何を信じたらいいのかわからないんです」

天理教の教会にも入ってみようと思ったけど、勇気がなくて」

「私を教会に連れてってくれませんか」

と言うではないですか。すごいですね〜。その人は私が演説してた道路を挟んで向かいのうどん屋さんでうどんを食べてたらしいんですけど、聞こえたんですね。

その日は一緒に活動してたボクの先輩の教会に連れてくことになりました。驚いたことに、たまたま行ったその先輩の教会が、訪ねようか迷っていた教会だったっていうんです。こういうのなんていうか知ってますか?

偶然。

とっても喜んで帰られたそうです。よかったよかった。

 

70デシベルの話しをするのを忘れてたね。

 

生後、簡単な検査をした時、聞こえてないっぽい、っていう表現をしたんですが、本当に簡単な検査なので、実際どうかはその時点ではわからなかったんです。

人間って、音を脳で認識してるそうなんですよね。

まず、耳で音を集めて、穴を通って、なんちゃらかんちゃらあって、脳に信号が送られる。だから、脳波を調べれば脳に信号が届いてるかわかるというわけです。

その検査を受けた結果

70デシベルくらいまでは信号が届いてる!!!

冒頭でも紹介したように、70デシベルって騒音くらいの音、叫んでるくらいの声の大きさらしいです。それくらいは聞こえてる。んで、右耳は正常。

先生いわく「学校でも普通のクラスでいけるレベルです」

おおおおおおおおおおお!!

続けて先生「穴をあける手術をすれば100%に近い確率で正常の状態に近づけられるでしょう」

おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

医学の進歩にもほんとに感謝ですね。

 

これだから陽気伝道師はやめられない

 

ボクや妻に成長するきっかけを提供し、見知らぬ方に勇気まで与えてくれている娘。

そう思えるのは、ボクが愛してやまない天理教の教えのおかげ。

一人でもたくさんの方が前向きになれるきっかけを得てほしいと思う。何もそれは天理教だけの特権ではないし、大事なことは前向きになれたっていう結果だと思う。

ぼくはそのきっかけ作りを色んな角度からアプローチしたいから、街頭演説もするし、ブログも書く。他にも色んなことで表現してみたい。これからバンドも始まるし、激アツな音と詩を届けたい。誰にも届かなくても、自分がまた成長できるなら意味ないことなんてない。

これだから陽気伝道師はやめられない。